婚活という迷路
私は結婚して、大好きな国、オーストラリアに住んでいます。オーストラリア人の夫との二人暮らしです。
週末は、必ず夫とデートするんですが、昨日の週末は、夫と二人で、ブリスベンから車で1時間半ほどのところにある Bellingham Maze(Maze = 迷路)というところへ遊びに行ってきました。
この施設にはミニゴルフもあり、子供づれて数時間は遊べるところです。
迷路に入り込んで思ったのは、迷路って、目的地(ゴール)は一つ垣根を越えてすぐ目の前に見えるのに、そのゴールにたどり着く道を見つけるのが大変だということです。
これって、婚活に似てますよね。
私はオーストラリアで国際結婚相談所の代表を務め、国際婚活アドバイザーとして毎日コンサルをしていますので、あらゆるものに、婚活との今日津店を見つけてしまう癖があるんですが、迷路は、まさに婚活そのものだわ、と思ってしまいました。
迷路って、着地点は見えているのに、そこへたどり着く道のりは、くねくねと曲がっていたり、行き止まりだったり、道が二つに分かれていて、どっちへ進むべきかがわからなかったり。
これって、婚活に似てますよね。
理想のパートナーと出会う
そのパートナーと結婚する
こんなふうに、たどり着きたいゴールは設定してあるのだけれど、そこへ行きつくための、最短ルーツがわからない。
そもそも、いま歩いている道は、本当にゴールに通じる道なのかがわからない。
もしこのまま歩いて行って、行き止まりだったらどうしよう?という不安が絶えずある。
婚活をもっとも辛くしているものは、時間制限
ここにもし、制限時間という条件が加わっていたら、どんなに焦ることでしょう。
私と夫が訪れた迷路には、時間制限がありませんでした。だから、何時間かけても大丈夫なんです。
時間制限がないと、迷うことも楽しいのです。行き止まりも楽しいのです。二つの道があっても、どうせやり直せるから大丈夫、という安心感があるんです。
でも、制限時間5分!なんて言われていたら、私も夫も眉毛を釣り上げて、足早に歩き、間違った道を選んだりしたら、お互いを攻めたかもしれません。
「あなたが、絶対にこっちだ!っていうからついて行ったんじゃないの。それなのに」とかね。
婚活そのものは、本来、楽しいものです。
知らない人と出会っていく、相手を知っていく、という過程が、楽しくないわけがないのです。
それなのに、婚活で苦しんでいる人が、いっぱいいますよね。これは「時間の制限」をかけているからです。
「今年こそは」
「35歳までに」
「両親が生きている間に」
「出産が可能なうちに」
時間に制限をかけると、間違うことが許されなくなります。
これを迷路(MAZE)に例えてみましょう。
歩いて行った先が行き止まりだったりしたら、「ああ、時間無駄にしちゃった!」って、どんなにがっかりすることでしょう。
二つの道に出くわした時、「ここでもし誤った道を選択したら、やり直す時間がないかもしれない!」と、恐怖さえ感じるかもしれません。
時間に制限をかけると、本来楽しいはずのものさえ、楽しめなくなってしまうという、一例です。
48年もかけて婚活したいですか?
私は「世界で一番好き!」といえる男性に出会うまでに、48年という月日がかかりました。
自分がどんな人を求めているのか、わからなかったからです。
そもそも、結婚が私の望むことなのかもわからなかったからです。
それから、私は幼い頃から、「結婚するなら外国の男性」という夢がありました。外国の男性のどこがどうイイのか、全くわかっていませんでしたが、とにかく、それが夢だったんです。
でも、どこへ行けば出会えるのかも知りませんでしたし、どこへ問い合わせればイイのかもしれいませんでした。
だから、やっぱり48年もかかっちゃうんですよね。
でも、出会えました。48歳の時に。そして13年経った今も、こんなふうに、週末は必ずデートをしています。
「もっと早くに出会いたかった!」と思ったことは一度もありません。
48歳で出会えたのは、最高のタイミングだったと思っています。これは無理して言っているのではなく、私の場合は、48歳が最高のタイミングだったんです。
20年以上患っていた拒食症も治っていましたし、元夫とも離婚が成立していました。両親も他界していましたので、失敗しても心配かける人もなく、何をやっても自分で責任が取れる状態になっていたのが、48歳だったからです。
ですから、私の場合は48歳の出会いでいいんですが、
本当に出会えるんだろうか?
私のソウルメイトは、本当に存在してるんだろうか?
そもそも、私を愛してくれる人なんて、いるんだろうか?
この、恐怖にも似た不安を何年も抱えて生きていたのは、精神的には、かなりのダメージだっただろうと思います。
「大丈夫だいじょうぶ、出会えるよ〜」って言ってくれる人が、そばにいてくれたら・・・
そばにてくれるだけじゃなく、ガイドしてくれたら・・・
そして、自分と同じような目的と悩みを持った人と、話しがきたら・・・
実際に、成功している人をみることができたら・・・
私の30代と40代は、もっと明るく軽快だっただろうな〜、とは思います。
ゴール達成のための努力はいといませんが、不安を感じて生きるのは、あまり良いものじゃないと思ってます。
国際婚活の迷路から抜け出す方法
私が代表を務めるオーストラリアの国際結婚相談所オズマッッチには
「大丈夫だいじょうぶ、出会えるよ〜」って言ってくれる人がいます。
ガイドしてくれる人がいます。
同じ目的と悩みを持った人と話しができるようになってます。
実際に成功している人をみることができます。
これで、婚活の迷路からは、かなり抜け出せるはずです。
国際婚活は、国内の婚活に比べたら、迷路がもっと複雑になります。
でも安心してください。オズマッチは、あなたが理想とするその相手に向かって、まっすぐ一直線に歩いて行けるよう、サボート体制を整えてあります。