運命の人ってどんな人?
”運命の人”という表現がありますね。
”運命の人”とは、どんな人のことを言うのでしょうか?
独身の頃の私にはわかりませんでした。
「出会えばわかる」と言われたことがありますが、経験のない私に本当にわかるんだろうか?見過ごさないだろうか?と思ったものです。
恋愛も運命の人との出会いも、頭で理解しようとしてもできるものではないようです。
経験するまで、その意味はわからないかもしれません。
出会えばわかる運命の人
でも、「出会えばわかる」は本当でした。
私の場合は、魂が喜んだんです。
今だから言いますが、魂などという言葉をそれまで使ったこともなければ、感じたこともありません。ところが、亡くなった両親の写真の前で新しい彼(現在の夫)のことを報告している時、「魂が喜んでる感じ」とそんな言葉が私の口から飛び出したんです。自分で自分の言葉に驚きました。
魂が喜んでるって、どういうこと??
どういうことも、こういうこともありません。彼と会っている時の私は、魂が喜んでいる、としか言いようがないのです。その魂が、どこに存在しているのかもよくわかっていないのに、です。
どんなに好きでも3時間が限度
私は若い頃から、どんなに好きな異性といても3時間が限界で、それ以上一緒にいると苦痛を感じる人間でした。飽きてしまうんです。早く一人になりたいと思ってしまうんです。
自分らしく振舞っていなかったのかもしれません。だから疲れて、早く一人になりたいと思ったのかもしれません。とにかく、数時間すると帰りたがる私に、ボーイフレンドたちは悲しそうな顔をしたものです。
そんな私でしたから、新しい彼(現在の夫)から3泊4日のホリデーに出かけようと誘われた時、正直とっても困りました。迷ったのではなく、困ったんです。
迷うというのは、行こうか行くまいかと決められない時です。私の場合は行くという選択肢は全くありません。だって、3時間で家に帰りたくなる私が、24時間連続一緒を4日も続けるなんてありえない話だからです。
どんな断り方をしたら気まずくならずに済むだろ、そればかりを考えました。
運命の人とは4日間休みなく会話が続く
どうして断らなかったのか、今では記憶にありません。記憶にあるのは、4日間彼といて、一時たりとも”飽き”を感じなかったことです。家族以外の人間と24時間以上一緒にいて、一人になりたい、帰りたい、飽きた、と感じなかったのは、私のそれまで人生で彼が初めてだったんです。恋人は欲しいけど、結婚はできないと思っていた私に、「私でも結婚できるかも!」と思わせてくれた嬉し懐かしい思い出です。
何をもって「運命の人」と定義づけるのか、私にはうまく表現できません。でも私流に言わせてもらうなら、「4日間一緒にいても会話が途切れない、一時たりとも飽きを感じない人」となるかもしれません。
そしてそれは結婚して10年経った今も変わりません。夫と暮らして10年になりますが、会話が続かないと感じたことも、”飽き”を感じたこともありません。熱しやすくて冷めやすい私にとって、10年ひとつのことを続けられた事って過去にひとつもないんですよ。この結婚以外には。
出会いは必然
たった一人のその人との出会いで
人生は彩りを取り戻し、輝きを放ちだすことがあります。
たった一人のその人との出会いで
どんよりと曇っていた空が
一瞬にして青空に変わることがあります。
まるでそれは偶然のように見えますが、出会いはいつも必然なのだと、出会った時に気づくでしょう。
そんな体験を、オズマッチを通してしてほしい
それが私の願いです。